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iOS13 & iPadOS とFileMaker Go

iOS13.1 & iPadOS がリリースされました。


現段階では互換性について問題点があります。詳しくは下記URLを参照してください。


FileMaker Go が便利になりそうなのは下記機能です


  1. USBメモリをサポートした「ファイル」アプリ

  2. 時間、ジオフェンス、NFC等をトリガに起動できる「ショートカット」アプリ

  3. iPadのマウス対応


1) 「ファイル」アプリ

USBメモリをサポートするようになったので、FileMaker Go に巨大なファイルを転送したい場合に活用できるでしょう。

ただ、FileMaker Go 18 から「ファイル」の中を参照してもiPhone/iPadにマウントしているUSBメモリを認識しません。また、「ファイル」アプリでマウントしているUSBメモリ内にあるFileMakerファイルをタップしてFileMaker Go で開くことは出来ません。一度、ローカルへコピーするか他のアプリを経由して開く必要があります。


要は共有ボタンから出てくるアプリにFileMaker Goが含まれていないのです。

この辺はFileMaker Go 18 のアップデートで解決しそうなので、待ちましょう。


写真を多量に撮ったローカルのファイルを転送する場合にもよさそうですね。



2) 「ショートカット」アプリ

「ショートカット」アプリに「オートメーション」という設定が加わりました。今まではショートカットの起動にボタンを押したり、URLスキームで他のアプリから呼び出す必要がありましたが、会社に着いた時や特定の時間になった時に実行できるようになりました。

つまり、場所や時間によってFileMaker Go を実行することが出来ます。


トリガとなるのは下記になります。


FileMaker Goと組み合わせればアイデア次第で色々なことが出来そうですね。

ただ、現在は互換性の問題でFileMaker Go の特定のスクリプトを起動することは出来ません。(FMPプロトコルが動作しないので)


NFCをトリガにしてFileMaker Goを起動するデモをYou Tubeで公開しています。

デモ内ではamiiboをNFCタグとして読み取っています。手短に用意できるものがそれだったのですが、他にも読み取れるものは存在します。

下記のどれかはお持ちかと思います。

  • ビル等のセキュリティカード

  • PiTaPa(テストは出来ていませんが、おそらく交通系カード)

  • WAON

  • 免許証

マイナンバーカードは登録は出来るが、再度かざしても反応しないという状況でした。



3) iPadのマウス対応

準備

  1. 「設定」アプリ「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」をONにする。

  2. 同じ画面で「デバイス」→「Bluetoothデバイス」で、Bluetoothマウスを設定できます。

これで、FileMaker Go でマウスが使えるようになります。

よく要望で聞く、無料or低価格のFileMakerクライアントと言えそうですね。

Data APIを使ってFileMaker Serverとやりとりすればデータ量だけで済むので、ちょっとした検索や入力に良いかもしれません。


下記がiPad Pro にUSBでキーボードとマウス一体型のデバイスを繋いで行ったデモです。



ショートカットアプリのオートメーションで今まで出来なかったことが実現しそうです。








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