当社のブログでも何回か紹介しているiOSの「ショートカット」アプリからFileMaker Go 19 のスクリプトを実行できるようになりました。何が出来るかというと、iPhoneのSiriという機能がありますよね。「Hey Siri 今日の天気は?」「Hey Siri 3分測って」と喋りかけると天気予報を教えてくれたり3分タイマーを起動してくれる機能。そこに登録できるようになりました。例えば「FileMakerで打刻して」と言うとFileMaker Go 19 が起動して出社時間を打刻するようなことが出来ます。
スクリプトにショートカットに登録出来る権限を付与
アクセス権セットで「URLによるFileMaker スクリプトの実行を許可」にチェック
一度FileMaker Go 19 で該当のファイルを開く
ショートカットアプリでファイルとスクリプトを選択する
1.スクリプトにショートカットに登録出来る権限を付与
2.アクセス権セットで「URLによるFileMaker スクリプトの実行を許可」にチェック
3.一度FileMaker Go 19 で該当のファイルを開く
忘れがちなので、必ず開きましょう。
4.ショートカットアプリでファイルとスクリプトを選択する
選択に出てこなければ1〜3のどれかを忘れています。
今回のサンプルファイルについて
今回のサンプルでは音声入力した内容をテキスト化し、英語に翻訳したテキストを引数としてFileMaker Go 19 に渡す様に作りました。ショートカットを使うとFileMaker Go 単独では出来ないことを扱えるようになります。
まとめ
この新機能ですが、使わなくても良い新機能でもあります。
確かに難しい設定無しに解りやすいのですが、FileMaker Go 18 迄でも、URLスキームを使えば実現可能ですし、2,3の手順が不要です。4での設定だけ複雑になりますが、利用する端末が多いと新機能を使った場合は1台1台設定が必要なので、作業が大変になります。
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