FileMaker Pro 19 のアップデータがリリースされました。
ついにJavaScriptを使った本格的なアドオンが追加されています。
アップデータのドキュメントは下記です。
追加されたアドオン
アクティビティタイムライン: 降順のタイムラインでイベントを表示します。
バーコードジェネレータ: フィールドデータからバーコードイメージを生成します。
カレンダー: カレンダーにイベントを表示して編集します。
カレンダーヒートマップ: 3 か月分のヒートマップに 1 日ごとのイベント数を表示します。
カンバン: タスクのレコードをカードとしてレーン (予定、進行中、終了) に分類するボードを表示します。カードをクリックして編集またはドラッグして分類または別のレーンに移動できます。
写真ギャラリー: 写真を列や行で表示して自動的にサイズを変更します。
リッチテキストエディタ: リンクとイメージを含むリッチ形式テキストを作成して表示します。
簡易グラフ: 豊富なインタラクティブグラフを作成します。
タイマー: ストップウォッチでイベント時間を計測して合計時間を記録できます。
アクティビティタイムライン
タイムライン表示が出来ます。アドオンを追加すると自動的にテーブルやJavaScriptが設定されたWebビューアが追加されます。
カレンダーヒートマップ
月間カレンダーをクリックすると予定が表示されます。予定の件数によって日付部分の色が濃くなります。
タイマー
ストップウォッチの様に経過した時間を記録できます。設定画面を開くと色々と設定できます。左の「設定」から色も変更できます。
カレンダー
ついに、カレンダーが簡単に作れるようになりました。かなり高機能です。これで十分ですね。
カンバン
この画面からはデータは作れませんので、既存のデータを分かりやすくするビューワの様なアドオンです。
バーコード
バーコードが生成できるようになりました。
が、バーコードの設定先のフィールドを指定出来ず・・・
私のやり方が間違っているか、色々英語でないとダメなのか。判明したら追記します。
設定画面を見る限りは、様々なバーコードに対応しています。
リッチテキストエディタ
リンクを含めたリッチテキストを作れるエディタですが、これも設定画面でフィールドの設定が出来ず・・・
恐らく、このJavaScriptのUIを使わずにアドオンで生成されるFileMakerのフィールドに直接書けば使えると思います。
写真ギャラリー
写真をタイル状に配置するUIを提供してくれます。
簡易グラフ
FileMakerに標準でグラフ機能がありますが、(正直使いにくく・・・)アドオンでグラフ機能が提供されました。棒グラフや円グラフにも対応していて触った感じだと標準機能のグラフより使いやすそうでした。
ただ、データを表示する方法が解らなく・・・。判明したら追記します。
アドオンについて
アドオンによってノーコードで出来る範囲が格段に広がりました。
今後はサードパーティからも出てくると思います。そうなれば、FileMakerの可能性がもっと広がりますね。
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