FileMaker Pro からラベルを印刷して自動的に切ってくれるプリンタへ出力するテストを
ブラザー様から検証機をお借りして行いました。
宛名印刷や通販事業の商品ラベル等に使えるラベルプリンタはラベルシートへの印刷と異なり、1枚1枚印刷されるので無駄なく印刷出来ます。
(A4に12枚のラベルシート。今回必要なのは3枚。シートには9枚余るけど、右上から順番に印刷する以外の方法はないので無駄になる。みたいな場面がなくなります)
またオートカッターモデルだと任意のタイミングで切ることが出来るのでラベルがバラバラ過ぎて解らない・・・という状況を避けることが出来ます。
■使用したラベルプリンタ
◆TD-4420TN-CU
オートカッターモデル
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◆使用したラベル
型番:TL-8050A
JANコード:4969121003948
サイズ(幅×長さ):80mm×50mm
Amazon(¥22,000 2024/03/12時点):https://amzn.asia/d/eeW9fg8
■FileMaker Proでのテスト
◆印刷テストの準備
通常のFileMaker Proのレイアウトから印刷することが出来るので、いつもの感じでラベル用のレイアウトを作ります。
サイズはラベルに合わして作ります。
今回使用したラベルは80mm×50mmなので、少し小さめにレイアウトを作成しました。
印刷範囲をチェックするために四角のオブジェクトを用意して下記サイズなら確実に入ることを確認しました。
7.832mm×4.762mm(222pt×135pt)
印刷結果の確認に下記オブジェクトを用意しました。
大きさの異なる複数のテキスト(メイリオ)
画像
円オブジェクト
◆カスタム用紙設定
プリンタ側の設定でカスタム用紙設定をしておく必要があります。
ここで1ページ毎にカットするのかジョブ単位でカットするのかオートカッターの設定も出来ます。
◆印刷結果
予想はしていましたが、白黒しか印刷できないプリンタなのでカラー画像は期待できません。
テキストは太字の方が視認性は良さそうです。
これがこのプリンタのオススメの設定という訳ではなく、テストの例と考えてください。
日本語を含まなくアルファベットのみなら事情も異なってくると思います。
フォントの選定によっても視認性の高いフォントサイズも異なってくると思います。
■オートカッターの設定
カット機能は下記が選べます
1枚毎カット
1回の印刷毎にカット
指定レコード毎にカット
1.1枚毎カット
対象レコード10レコードあった場合は10枚のカットされたラベルが出てきます。
2.1回の印刷毎にカット
対象レコード10レコードあった場合は10レコード目でのみカットされるので、長い繋がったラベルが出てきます。
3.指定レコード毎にカット
印刷設定で設定で2枚毎に設定すると2枚毎で出てきます。
それぞれの印刷設定でスクリプトを分けて作っておいて、状況によって使えば良いかと思います。
■まとめ
ラベルシートだと、まとめて印刷しないと無駄になるシールが出てきますが、ラベルプリンタを利用すると1枚毎に印刷することが出来ます。更に任意のタイミングでカットもしてくれます。
今回の検証ではブラザー様の「デモ機無料貸出しサービス」を利用しました。
2週間借りれる太っ腹なサービスですので、ラベルプリンタを導入したいけど確認したいという方はこのサービスを利用すると良いと思います。
今回使用したラベルプリンタ以外にもラミネートラベルに対応したものや、ハクリユニットというシールを剥がした状態で出てくるオプションもあります。
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