UP ..2017/05/17
>機能説明
FileMaker Server でホストされているファイルを開いた場合、暗号化状態をロックアイコンで確認することができるようになりました。
※下記画像はすべてWindows
接続が暗号化されていない
検証されたSSL証明書で接続が暗号化されている
接続は暗号化されているものの、
FileMaker Server のSSL証明書が検証できない
<ホストされたファイルが暗号化されている場合>
ファイル右上に表示されているロックアイコンをクリックすると、証明書ダイヤログボックスが開きます。
<ロックアイコンが表示されるダイアログボックス>
※下記すべて、ダイアログボックスの右上隅に表示されます。
ドキュメントウインドウのメニューバー(Windows)
ドキュメントウインドウのタイトルバー(OS X)
サーバー上でホストされているパスワードで保護されたファイルを開くときのアカウント情報を入力するダイアログボックス
アカウント名とパスワードを使用してログインする必要のあるサーバー上でホストされているデータベースを表示するときのアカウント情報を入力するダイアログボックス
FLTを使用してサーバーに接続すると同時にログインダイアログが表示される
FileMaker Serverへのアップロードダイアログ
再ログインダイアログ
スクリプトデバッガの認証/データビューアの認証
>ひとりごと
サーバークライアント間の通信がSSL暗号化されているかどうか?
を視覚的に判断できるロックアイコン。
一見、赤ロックアイコンだとセキュアじゃないの?と
不安になってしまいそうなものだが、
そもそも、完全にクローズドなクラサバ環境では、通信間のSSL暗号化はかけないことが多いし、別途VPN環境でセキュア通信を担保している場合、+SSL通信は余計なオーバーヘッドを発生させるので設定しないことがほとんど。
なので、アイコンだけで判断されると、ユーザーに余計な不安を与えそうで若干心配^^;
ではあるのだが、ver15よりSSL証明書の要求やインストールが簡単にできるようになったり、
ワイルドカード証明書が利用できるようになったりと、SSLによるセキュア通信が基本の流れになってきたなという印象。
今後、様々な証明書に対応していくようですので、ぜひ↓のリンクも参考に!
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